気付くこと。
自分を成長させるにも、変えるにも、まず気付かないことには始まらない。
自分の悪いところに気付き、改善しようとすること。
失敗したことを反省し、何がいけなかったか気付き、次へ活かすこと。
すべて、気付くことから始まる。
自分の悪いところに気付くには、誰かに指摘されるか、人生でくじけることも大事なことだと思う。
一人一人の人生なのだから、他の人が経験していないことをきっと誰でも経験していることだろう。
まず、産まれた環境も違うのだ。
家庭環境が違うだけでも誰一人として他人と全く同じ人生を歩むことはないのだ。
私は、家庭環境に対して不満を持ったこともあった。
何故家にはこんなにお金がないのか、何故こんなに欲しい物も与えてくれないのか、友達はもっと色々買ってもらえているのに…
子どもの頃はそんなことを思うのはしょっちゅうだった。
高校生のときには足りない学費をバイトをして稼いで、好きなものを我慢することもよくあった。
友達にも気を遣われていた。
幸いバイト仲間は良い人ばかりで行くのが楽しくなっていた。
しかし、バイトはバイトだ。
休む日を作らないこともあったため体調を壊すこともあった。
今でこそ言えることだが、若いうちから苦労する経験もなかなかないだろう。
そこから学べたこと、気付けたことが沢山ある。
それはとても良い経験をしたと感じた。
それこそ、これはお金持ちの家に産まれれば気付けなかったこと。
普通の家庭でも気付けなかったかもしれない。
それに、私は鬱病だ。
これもなかなか経験できることじゃない。
なるべくならそんな経験しない方が良いのだが…。
前向きな今では本当の自分に気付けて、変えようとしている。
悪いところを改善しようとしている。
一生何かに困らないことはない。
辛いと思う日も必ずある。
だがそこで、気付くことが大事だろう。
気付かずにいつも同じことをしていてもいつまでたっても成長できない。
成長したい、変わりたいと思うならまず、気付くことから始めよう。
気付いたその先に何か分かることがあるから。
辛い日々も大事な経験。